当会の武術に対する考え

銃火器の発展に伴い、古来より伝承されてきた武術というものは、もはや必要のないものとして戦いの場において淘汰されてきました。

ただし…
現在の日本での日常生活における犯罪被害は以前と比べて凶悪・複雑化しており、国内において銃の所持が許されない日本では、古来より研究・伝承されてきた武術はまだまだ有効なものだと考えております。

古い時代から中国では人と人との争いが絶えることなく、そのような環境の中で中国武術というものは研究・実践され発展してきました。

同時に、中国では健身という考えも非常に重視されており、この考えが武術にも影響を与えたものであると考えます。

私自身は、自分の健康管理に対してまだまだ十分な自覚が足りていないことは認識いたしておりますが、
現在ご教示していただいている老師、師兄弟やその他諸先輩の方々から機会のあるごとに健康と武術に関するお話を伺っております。

長い人生において「強さ」というものに対する概念は、年齢を重ねるごとに変化していくものだと思います。

自分に襲いかかる危険から身を守り
自分に襲いかかる病気からも身を守る。

どちらも大切なことだと思います。

指導方針

  • 本人の望まない練習を強要することはありません。
    いわゆる体育会系の練習ではないことをご理解ください。
  • 用法説明の時も痛い思いをすることの無いよう、また、楽しく習得してもらうように指導します。
  • 練習量は各個人で調整(休憩)していただくので年配の方でも無理のない練習が行えます。
    合同練習の時もご自分のペースで練習していただきます。
    決して無理なさらないよう改めてお願いいたします。
  • 遅刻、早退は自由です。それぞれの生活を抱えられた中の楽しみのひとつとして練習して下さい。
  • 形意拳の練習者に限りますが、希望する会員には定期的に防具を用いて実際に打ってもらい、感触をつかんでもらっています。
  • 当会では練習としての散打(打ち合い)は行いませんが、会員同士で散打をしたい方がいれば防具を貸し出します。
    怪我・事故等、あくまで当人同士の自己責任でお願いします。
  • 当会の散打に対する考え
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